透かしブロックは、ブロック塀の通気性や装飾性を目的に作られた、穴の空いたブロックのことで、穴あきブロックとも呼ばれています。
透かしブロックブーム到来?
タモリ倶楽部を見ていたら「ブロック塀研究会」なる団体があると知り、私のように、いや、私など足元にもおよばない情熱を傾けているマニアの人々が存在することを知り、そのブロック愛に驚きました。
しかしその後も「サンドウィッチマン・芦田愛菜の博士ちゃん」という番組で子供の愛好家までいると知り、私も散策や旅行の際に見つけた、珍しいデザインのブロック塀の写真を集めてみました。
透かしブロック写真のきっかけ
ある日、散歩の途中に大きなお屋敷の前で、このデザインを見つけて、思わず写真を撮ったことが、私の透かしブロック収集(写真撮影)のはじまりでした。
個性的な透かしブロックの世界
これまで、外出や旅行で個性的なデザインブロックを見つけると写真を撮ってきましたが、こうしてみると、実にさまざまなデザインがあるのだなと、再認識しました。
そして、そのひとつひとつに名称をつけている、ブロック塀研究会の方々の情熱がすごい…。
透かしブロックの名称について
ブロック塀研究会によると、ブロックの名称にはそれぞれ「みやま」「直線型」「曲線型」「アーティスティック」など、さまざまな分類がなされています。
「みやま」は最もポピュラーな透かしブロックのデザインで、街中でよく見かけます。3つの山が重なっているから「みやま」、もしくは「青海波」とも。
逆に、デザイン手が込んでいて、あまり見かけないレア物が「アーティスティック」です。
透かしブロックの風景
こちらは、透かしブロックから植物がはみ出している様子。よく見ると、植物は透かしブロックからはみ出しています。
こちらは、透かしブロックからはみ出した緑が、どういうわけかブロックのように、四角に成長しています。
あるいは、こんな風に緑の他に詰め物があるタイプも。近所の子供が遊びで詰めたのでしょうか。ほのぼのする風景です。
変則型透かしブロック塀
下の写真はデザインというより、ブロック塀全体のようすが面白かった写真です。ブロック塀が階段状に設置されている例。
なんとなく、初期のスーパーマリオを想像してしまいます。
透かしブロックのある風景では、この他にもユニークな透かしブロックの風景を紹介しています。
透かしブロックの地域性
これらのデザインは、地域によってもデザインに差があるようです。
京都でみかけた透かしブロック。曲線タイプが多い印象があります。
こちらは鎖型と亀甲型、2種類を設置しています。よく見ると穴の空いていないブロックも凹凸がついていてちょっと豪華です。
こちらは東京でみつけたワイ型の透かしブロック。関東は「直線型」のデザインが多い気がします。
秩父市の透かしブロックはエックス型。
まとめ
- 意外にもマニアが多かった、透かしブロックの世界
- 個性的で面白いデザイン
- ブロック探しは散歩のついでにできる気軽な趣味
最近ではこんなカプセルトイも登場