眩惑の透かしブロック-ブロック塀研究会
透かしブロック
世の中には、変わったものを研究しているニッチな団体があるものです。その中でも、ブロック塀研究会さんはブロック塀の中にある「透かしブロック」を研究する団体です。
古今東西、珍しいデザインから定番のものまで、実にさまざまな透かしブロックを調査、研究されています。

透かしブロックは、最近「タモリ倶楽部」や「博士ちゃん」などでも紹介され、ニッチな趣味として注目を集めています。
そんなブロック塀研究会さんでは、透かしブロックを求めて全国(ときには海外)を飛び回り、調査結果を『眩惑の透かしブロック』という冊子にまとめられています。
『眩惑の透かしブロック』は街歩きの参考書
『眩惑の透かしブロック』で紹介しているのは、珍しいデザインの透かしブロックだけではありません。
本によると、「みやま」と呼ばれる、3つの半円が連なる定番の透かしブロックにも、さまざまなデザインパターンが存在しているそう。それらを比較し、細かい違いを紹介しています。
みやまと日の出

こちらは一見「みやま」かと思いますが、実は「日の出」という全く違うタイプの透かしブロック。こういう違いを知ると、散策に張り合いがでて、歩数計のカウントを稼げます。
普通のブロック塀に見えても、実は近づいてみるとデザインが微妙にちがっていたり、塀によって個性があるんですね。

『眩惑の透かしブロック』のご購入はこちら
写真集『眩惑の透かしブロック』のほか、第二弾の『眩惑の透かしブロック パート2』、そのほかTシャツやクリアファイルなど、オリジナルグッズもあります。
透かしブロックのある風景
『眩惑の透かしブロック』を手に歩いてみると、いつもの通勤路や散歩道にも、いろいろな透かしブロックがあることに気がつきます。
『眩惑の透かしブロック』パート2では、そんな日常にある、ちょっとおもしろい透かしブロックのある風景を取り上げています。
こちらは珍しい透かしブロック。「アーティスティック」と呼ばれています。塀のひし形のデザインといい、ブロック塀自体がアーティスティック。

そのほかにも、透かしブロックの間から植物がはみ出していたり、ブロック塀の形自体が独特だったりと、透かしブロックの周りの風景を探すのもまた楽しいのです。

『眩惑の透かしブロック』を参考に、私もおもしろそうな「透かしブロックのある風景」をあつめました。
通勤や買物、近所の散歩、家があるところ、いたるところに透かしブロックはあります。毎日通る道も、透かしブロックを探すことで新しい発見があり、楽しみができたました。
透かしブロック探しのおかげで自粛期間中、ずいぶん助けられました。
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写真集『眩惑の透かしブロック』のほか、第二弾の『眩惑の透かしブロック パート2』、そのほかTシャツやクリアファイルなど、オリジナルグッズもあります。
透かしブロックのある風景
透かしブロックとちょっとおもしろい風景