2013年に宿泊した日光金谷ホテル宿泊の思い出です。クラシックホテルの宿泊は奈良ホテルに続いて2回め。日光金谷ホテルは、日光東照宮を模した神社デザインが印象的でした。
今回の旅の目的は「日光金谷ホテル」といってもいいくらい、ホテル自体を楽しんだ旅でした。
金谷ホテルの宿泊
金谷ホテルは明治期に建てられたモダンな本館と、日本家屋風の別館があります。私が予約したときは運良く本館を選ぶことができました。
クラシックホテルの部屋は、現代のホテルと違い部屋が若干狭くなっています。
けれど、和洋折衷のすてきなインテリアと、窓から眺める日光の風景は他のホテルでは味わえません。
金谷ホテルの歴史
歴史の長いクラシックホテルである日光金谷ホテルは、宿泊だけでなく、歴史博物館としても楽しめるのが魅力です。
ホテルの資料館「金谷の時間」は歴史資料館となっています。そこには、創業当時からの貴重な資料や著名人の宿泊サインなどが展示されていました。
そこには、ヘレン・ケラーやチャップリンなど、過去の偉人たちの宿泊サインがありました。歴史上の人物と同じホテルに泊まれるなんて、歴史好きにはうれしい出来事でした。
また、2015年から創業当時「金谷カテッジイン」として使われていた建物が金谷ホテル歴史館として一般公開されているそうです。こちらもいつか行ってみたい…
金谷ホテル散歩
資料館や歴史館以外にも、金谷ホテルは見どころがたくさん。館内をそぞろ歩くだけで、和洋折衷のインテリアに圧倒されます。
金谷ホテルの室内は和洋折衷で彩られています。とりわけ、神社の建築様式を模したつくりが印象的でした。
なかでも、ダイニングルームの柱の装飾や、擬宝珠(ぎぼし)を模した照明など、まるで日光東照宮にいるかのような錯覚におちいります。
館内には季節限定のプールやスケート場もありました。訪れたのが秋だったので、スケート場は休業中でしたが、建物がレトロで趣があり、窓から眺める紅葉が美しかったです。
スケート場はかなり高台にあり、ここまで歩くのも大変ですが、それだけの価値はあります。
ほかにも、金谷ホテルは見どころがたくさん。ホテルの敷地内には散策路も整備されていて、川を降りて道を歩いて行くと、有名な神橋の近くまで行くことができます。
金谷ホテルの食事
金谷ホテルの食事は、2階のダイニングルームで本格的なフレンチのコースをいただきました。豪華なダイニングでいただくコースはセレブ気分が味わえました。
ほかにも、金谷ホテルは自家製ベーカリーのパンも有名です
、こちらもとても美味しくて、お腹が一杯なのに、ついおかわりをしてしまいました。
帰ってからも旅の気分を味わいたい…。そこで私は金谷ホテルのパンを最終日に買っておき、帰ってから翌日の朝食にいただくことで、金谷ホテルの味を楽しむことができました。
金谷ホテルのパンの味が忘れられず、その後お取り寄せしました。ほかにも金谷ホテルのカレーなども買うことができます。
2022年はまだ、コロナ渦で旅行もできないので、こうしたお取り寄せで旅気分を味わっています。
金谷ホテルのお土産
1階フロント横には金谷ホテルのおみやげコーナーがあります。ここはレトロ好きにはたまらない土産だらけで、どれもこれも欲しくて困りました。
とりわけ、私のお気に入りは、昔のステッカーやタグをデザインしたものです。
- 昔の原稿用紙のようなメモ帳
- 歴代のタグや看板のステッカー
- 神橋をデザインしたクッキー缶
- バッゲージステッカーをモチーフにした手ぬぐい
「もう、金谷ホテルだけで、他のお土産を買わなくてもいい…」、そんな風に思うほど質の高いお土産が充実していました。
まとめ
- 宿泊や食事以外にも楽しみがたくさん
- 旅の目的が日光金谷ホテル