熱海はレトロ喫茶店がアツい

カフェ・喫茶店 昭和レトロ

熱海はレトロの街でした。個性的で年季の入ったヤバいビルに、レトロな街並み…。そして、昭和レトロな雰囲気を残した喫茶店も多く現存します。

街歩きで実際にみつけた昭和レトロ喫茶をご紹介。

熱海の昭和レトロ喫茶

レストランフルヤ

JR熱海駅前にあるレストラン。円形の看板テントが昭和を感じさせてくれます。中をみると螺旋階段もあり、内装もおしゃれ。

レストランフルヤ
レストランフルヤ
レストランフルヤ入り口
レストランフルヤ入り口

ボンネット、サンバード

ボンネットは、谷崎潤一郎など文豪に愛された老舗喫茶店。残念ながら行った時はもう閉店時間でした。

ボンネット

サンバードは海沿いの2階にある喫茶店。窓側からは海を見ながら食事やコーヒーが楽しめるそうです。次回はぜひ、訪れてみたいものです。

サンバード

昭和レトロ喫茶・ボンネット
昭和レトロ喫茶・ボンネット
熱海レトロ喫茶・サンバード
熱海レトロ喫茶・サンバード

「純喫茶コレクション」は、日本各地の純喫茶を紹介した本。この中で熱海のサンバードが紹介されています。

パインツリー

パインツリーは熱海銀座商店街の中にある喫茶店。ショーウィンドウにはパフェやプリン・ア・ラ・モードといった昭和の喫茶店定番メニューが並んでいます。どれも美味しそう。

パインツリー

熱海銀座・パインツリー
熱海銀座・パインツリーメニュー

喫茶田園で昭和レトロを楽しむ

熱海に着いたのが夕方だったので、レトロ喫茶店はほとんどが閉店…。そんな中、唯一営業していたのが熱海銀座にある「田園」でした。

喫茶田園

現代風の看板に、縦長のフォントで書かれた店名。外観はモダンな、ごくごく普通の喫茶店です。しかし、一歩足を踏み入れるとそこは、昭和の映画やドラマにでてきそうな雰囲気のレトロな喫茶店でした…。

大きな池と謎の彫像

まず、入り口を入ると大きな彫像と巨大な池に度肝を抜かれました。池の中には金魚が飼われていて、池のふちには観葉植物が置かれています。池には照明も設置されています。夜は明かりが灯るのでしょうか…?

田園の創業は昭和34年。まるで、昭和30年代の映画にでてきそうな雰囲気です。石原裕次郎や浅丘ルリ子が待ち合わせに使ったり、植木等がのんびり新聞を読んでいそう

ゴージャズな昭和レトロのインテリア

「田園」の店内は他にもレトロなインテリアがたくさん。天井には豪華な縁取りとガラスの照明、壁にもおしゃれな照明が光ります。

壁には天井と同じく装飾がほどこされ、革張りと曲線がデザインされた布のソファ。

席の仕切りとして、ソファの上にはぶどうの彫刻されたプレートが設置されています。他の客の視線を遮ることで、ゆっくりとコーヒーや会話が楽しめるように工夫されているんですね。

ただ豪華なだけではなく、老舗ならではの気遣いが感じられます。

田園のレトロ室内
田園のインテリア

おいしい喫茶店メニュー

そして、喫茶店の醍醐味といえば、喫茶店の軽食とコーヒー。今回は喫茶店メニューの定番、野菜サンドを注文しました。ボリューミーで野菜たっぷり。マヨネーズとの相性抜群で、宿の夕飯があるというのについつい食べすぎてしまいました。コーヒーも濃厚でとても美味しかったです。

田園・野菜サンド
田園のコーヒー

まとめ

熱海は、レトロ喫茶店の宝庫でした。こんなにも「昭和」がそのまま残っている街というのも、今となっては珍しいかもしれません。

昭和時代、温泉観光で栄えた当時のまま、街並みや店舗が残る熱海。レトロ散策好きにはたまらない街でした。

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