レトロ自販機は、レトロブームを背景に人気の観光スポットになっていて、メディアにも取り上げられています。
その一方で、街にはときおり、打ち捨てられたレトロなショーケースや自販機をみかけます。
こうしたレトロ自販機やショーケースには、昔はたくさんの商品が入っていて、子どもたちがアイスやジュースを選んでいたのだろうな…。
そんな風に想像するのも楽しいものです。
レトロ冷蔵冷凍ショーケース
このように打ち捨てられてはいるものの、ノスタルジックな佇まいがいい風景となっている古いショーケース。街を歩いていると時々見かけます。
エスキモーアイスクリーム
エスキモーアイスクリームは、森永製菓のアイスでした。しかし、2010年におしまれつつ販売終了。小さい頃、青と赤のラインの入ったショーケースが店先にあるとワクワクしたものです。
明治アイスクリーム
明治アイスクリームの冷蔵ケースです。すっかり錆びついていますが、キャラクターがかろうじて残っています。明治アイスクリームは、広告展開も盛んでした。
昭和の観光地に「明治アイスクリーム」と記載されたベンチ看板がたくさん設置されていたそうです。
明治牛乳パイゲンC
ほかにも、使われていないレトロ自販機を街中で見かけることがあります。
こちらは明治牛乳パイゲンCのショーケース。「パイゲンC」は昭和42年発売の乳酸飲料で、当時は瓶入りでした。
「パイゲンC」のロゴが昭和にありがちの太い文字ですね。
レトロな雰囲気の自動販売機
ポップコーン販売機
吉祥寺駅前のオデヲン座にあったポップコーン自動販売機。上部のプラスチックケース部分がレトロっぽくておしゃれ。古いSF映画にでてきそうです。
オデヲン座は、今ではすっかりリノベーションされていて残念。
白バラ牛乳
こちらは現役で使われている自動販売機。「白バラ牛乳」は山陰地方で主に売られている牛乳ですが、昭和レトロな雰囲気を感じます。
そして、バラのイラストとカリグラフィー風なタイポが70年代風でおしゃれ。
アルギンZ自販機
今はもう使われていない古い自動販売機を見つけると写真に収めています。UCCコーヒーやダイドードリンコ、今では懐かしいポカリスエットの缶などが見えます。
そして、このビタミンカラーの色使いや四角いボタンのデザインが昭和っぽいですね。
レトロ自販機関連グッズ
レトロ自販機はプラモデルや看板部分をキーホルダーにしたものなど、さまざまな関連グッズが販売されています。
たしかに、こうしたレトロ自販機のプラモデルが家にあったら楽しいでしょうね。