うさぎ神社こと、調(つき)神社。
埼玉県さいたま市にある「調(つき)神社」です由来は古く、なんど紀元前。神社の名前の「調」は昔の税「租・庸・調」からきているのだって。
調→つき→月といえばうさぎ、という発想でいつからか調神社の境内には、兎にまつわるものがたくさん飾られていたのだとか。
狛犬や手水など、神社の境内にうさぎモチーフが多く御朱印やお守りもかわいいうさぎです。
うさぎ年の2023年(令和五年)に再度訪れてみると、大きな絵馬が奉納されていました。

調神社では、毎月第四土曜日に骨董市が開かれ、賑わいを見せています。
浦和・調神社の狛うさぎ
この、浦和のうさぎ神社は、鳥居がないことでも有名。狛犬の代わりに、うさぎたちがお出迎えをしてくれます。こちらは狛犬ならぬ狛うさぎ。

再び訪れた時には、狛うさぎは代替わりしていました。新しい狛うさぎは子うさぎを連れています。反対側は桃の実(?)を持っています。
こちらは先代の狛うさぎ。境内に飾られています。ちょっと耳が短いですね。

調神社の境内はうさぎだらけ
手水舎のうさぎ
手水舎の水も、普通は龍ですが、ここではうさぎさんの口から水がでています。ただちょっと、龍よりはうさぎがなにか吐いている感じがしてしまうのですが…。


社殿のうさぎ
よく見ると社殿の柱の部分の彫刻にもうさぎが彫られています。こうした社殿彫刻は火事を避けるという意味で「水」にまつわる生物が彫られることが多いのですが、ここにもうさぎなんですね。
うさぎと水というと、どうしても因幡の白うさぎを連想してしまうのですが…。

うさぎ噴水
さらに、神社の境内を散策してみると、池の中にもうさぎが!池の中にはうさぎの噴水が勢い良く水を出していました。

御朱印もお守りも、うさぎです
調神社には、御朱印やお守りにもうさぎモチーフがたくさん。かわいくて、その上ご利益があるなんてうれしいですね。
ここまでうさぎづくしの調神社、当然お守りにもうさぎがついています。御朱印帳にもうさぎが縫い付けるられているし、御朱印のスタンプも、もちろんうさぎです。
浦和はレッズとうさぎの街でした
ほかにも、興味深かったのが浦和駅周辺です。調神社の最寄り駅の浦和では、Jリーグ浦和レッズの本拠地のため、レッズのマスコット・レディアくんも大事にされています。

調神社へのアクセス
JR浦和駅から徒歩約15分。毎月第4土曜日には骨董市も開かれています。