北斗星という寝台特急に乗った時の思い出です。
北海道旅行の記念に、2012年当時まだ走っていた北斗星で札幌から上野まで帰ることにしました。その後、北斗星は2015年に引退、そのため、とても貴重な旅の体験になりました。
北斗星の車内では、昭和の映画やドラマにでてきそうなレトロなインテリアがたくさんあり、なんだか、昭和時代の旅を思い出しました。
北斗星の車内
わたしが使ったのは確かA寝台(ツイン)では、2段ベッドで下はソファ。寝るときは開いてベッドになるタイプです。
そのほか、ひとりがけソファと机、テレビもついていました。浴衣も用意されていて「JR」の模様がプリントされていました。
レトロな車内インテリア
車内では「昭和」を感じさせるインテリアがいくつか残っていました。その一つが「灰皿」です。昔は喫煙率がものすごく高かったので、どこにでも灰皿がありました。また、ベッドの脇についていた照明も幾何学模様がレトロでおしゃれです。
車内のスイッチのデザインが昭和レトロな雰囲気です。北斗星の寝台では冷房と暖房のスイッチが別で、両方ともダイヤル式ですが、暖房は3段階、冷房は微妙な調整ができます。
照明スイッチのカバーに装飾がついているのも、家電をデコる文化の昭和レトロ感が満載です。高級感をだしたかったのかも。
→昭和家電に関しては『増田さんちの昭和レトロ家電』が面白いです
寝台特急の車内散策
そして、個室を一通りチェックした後は、車内の探検へ。「走るホテル」という非日常の空間にワクワクしながら何度も車内を歩き、写真を撮ったのを今も覚えています。
食堂車のディナーと朝食
せっかくの寝台特急なので、北斗星の食堂車でディナーをいただきました。食堂車では、北海道の素材や北海道にちなんだモチーフのスイーツなど、列車のなかでも北海道が楽しめました。
今でも、コースターなど北斗星で出された「紙もの」は大切にしまってあります。チラシやコースター、タグなど、紙ものはかさばらないので、旅の思い出にぴったりです。
貴重な旅の体験
寝台特急北斗星では、非日常な旅気分と、夜行列車ならではの切なさ、昭和のノスタルジックな気分を味わうことができて、とても貴重な旅の体験をさせてもらいました。けれども、こんなすてきな寝台車が、もう味わえないのが残念です。
おまけ
残念ながら北斗星は引退してしまいましたが、調べてみるとグッズや関連DVDなどが販売されていました。根強い人気があるんですね。DVDはちょっと見てみたいです。
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