デパートの屋上遊園地は、昭和生まれの子どもの憧れの場所。デパートの食堂でごはんをたべ、屋上遊園地で遊ぶのが、当時の子供の最高の娯楽でした。
時は流れ、デパートの屋上は子どもの楽園から大人の休憩所に変わっていきます。それに対して屋上遊園地の数はどんどんと少なくなっています。
そんな中、わずかに残る屋上遊園地だったのが、川越のまるひろデパートの屋上遊園地「わんぱくランド」です。しかし、わんぱくランドも惜しまれつつ閉園してしまいました。
当時の思い出を写真とともに振り返ります。
屋上遊園地わんぱくランド
「わんぱくランド」には観覧車やカート、空中を走る列車など、レトロで懐かしい遊具が残っていました。
そんな昭和の原風景に、かつて昭和の子どもだった私は、行くたびに心をときめかしておりました。
しかし、残念ながら、川越まるひろの屋上遊園地は2019年8月を持って閉園。地元では保存運動が起こったらしいのですが、耐震工事のため撤去となったとか。
観覧車に頭上を走るモノレール、飛行機、小さい子向けにはてんとう虫のかわいい遊具。わんぱくランドは、昭和時代の屋上遊園地のイメージそのものでした。
こうしたノスタルジックな空間は、いつの間にかなくなってしまいますね。
昭和ノスタルジック百貨店
昔のデパートには、今では考えられないような豪華な屋上遊園地や動物園などあったそうです。