旅先の猫たちは幸せそうです。
猫たちの日常は同じようでいて、実は土地ごとに特徴があるようです。特に観光地では人が多いせいか、物怖じしない猫が多いような気がします。

美術鑑賞をする猫
尾道といえば、尾道市立美術館の警備員さんと、入館したい地域猫との交流が話題になりましたが、実は尾道にはほかにも「美術鑑賞猫」がいたのです。
こちらは2014年に尾道の商店街で撮影したもの。尾道の風景画を熱心に見つめる猫がいます。そして、よく見ると絵の上にも猫がいます。
きっと尾道には美術が好きな猫が多いのでしょう。いや、飛び上がる距離を測っているところだろう?なんて野暮なことを言っちゃいけません。

橋をわたる猫
こちらは旅先で訪れた長崎。古い石の橋を渡る猫たち。小さな橋ですが、ずいぶんと猫たちに利用されているようです。


地域猫
長崎のちゃんぽん屋さんの近くで見かけた猫。地域で飼われているのでしょうか。餌をもらっているようです。長崎は猫が自由に歩いていて、いい街です。

器用に眠る猫
川越で出会った猫。路地の中の、細い勝手口のドアの上で器用に寝ています。

江ノ島で寝ていた猫。実は猫の周りを子どもたちがずらっと囲んでなでたり声をかけたりしていましたが、動じること無く眠っていました。

立ち止まる猫
こちらも川越。川越も猫の多い町で、観光客が少ない裏道でよく出会います。このこは敷石の上でじっと立ち止まっています。
濡れた土の上を歩くのが嫌なのか、それとも、結界でもあるのかな…?

坂の町の猫
坂のある街の猫は、高低差を利用して意外なところでくつろいでいます。坂の上から伝わって、屋根の上や庇の上にいることが多いようです。ひなたぼっこにもよさそうですね。


旅先の猫たちはみな、思い思いにくつろいでいて、幸せそうでした。猫が幸せな街は、きっといい街だと思うのです。