石見銀山はホーロー看板が多い観光地です。
ちかごろは、民家の壁に飾られたホーロー看板を観ることも少なくなってきました。しかし、全国にはまだ現役で活躍するホーロー看板も存在します。それは、島根県の世界遺産・石見銀山にありました。
行くだけの価値がある世界遺産
松江から片道2時間ほどでようやく石見銀山の中心部、大森地区へ。石見銀山はタイムスリップしたような古い町並みが続き、歩いているだけで癒やされます。
石見銀山・大森地区
メインストリートである大盛り地区の街並み。古民家を再利用した宿泊施設や雑貨店、カフェなどもあり、ずっと歩いていても飽きません。
世界遺産の自動販売機
石見銀山では世界遺産の風景を守るため、極力近代的なものを見せないよう、さまざまな工夫がされています。こちらは木枠で囲われた大森地区の自動販売機。木製のカバーが格子のよう。デザインが凝っています。このように、石見銀山では景観を守るためにさまざまな工夫が施されています。
石見銀山で見つけたホーロー看板
そんな時が止まったような世界遺産の地では、ホーロー看板も現役です。
ホーロー看板はインテリアとしても人気で売買対象でもあるため、昔のままの姿で残っているのは珍しい。しかし、昔ながらの街並みを保存している石見銀山にはまだ現役で残っていました。
金鳥・キンチョール・菅公学生服
菅公学生服、金鳥、キンチョールという、ホーロー看板界では王道のホーロー看板が３つもつけられていました。
新聞社のホーロー看板
地方紙のホーロー看板。新聞社のホーロー看板は流行に左右されないせいか、他にもさまざまな地方で見かけま。
たばこと清酒大関
たばこのホーロー看板と、おそらくアクリルの「清酒大関」の看板。商店の名前が入っています。家屋に埋め込まれるようにして設置されています。
