小さな旅へ
旅は準備がとにかく大変。スーツケースに荷物を詰めて、休みを調整して、海外だったらパスポートや航空券、英語の日常会話…など、いろいろと準備が必要ですが、「小さな旅」は準備の少ない、近くて短い期間の旅行です。近所の散歩から二泊三日程度の旅行まで、私なりの旅の楽しみ方をご紹介します。
その1.近所へお散歩
どこか遠くへ行かなくても、新しい発見はあるものです。私がいちばん身近で手軽にできる旅は散歩です。散歩では新しい道の発見と季節の変化を感じるようにしています。
散歩地図をつくってみる
「地図をつくる」といっても、作り方はかんたん。メモ書き程度でもいいですし、スマホに記録したり、市販の地図に書き込んでみるのも楽しいです。
内容はきれいな花が咲いている家や咲く時期、犬がいる家、パン屋さんのパン焼き上がり時間など、なんでもOK。
メモした内容を散歩のときに持ち歩けば、花の咲く時期ごとに散歩コースを変えたり、焼きたてのパンを買ったり、犬の散歩に遭遇したりすれば、いつもの散歩もぐっと楽しくなります。
その2.日帰りの旅
たとえ見逃した場所があったり、行きたい店がお休みであっても、また気軽に出直すことができる。それが日帰り旅のメリットです。
○○しばりの旅
近場で気軽に行ける日帰り旅ですので、旅にしばり(限定)を加えてみると、ちょっとマニアックな旅が楽しめます。
例えば「カフェしばり」では、その観光地のカフェや喫茶店を訪れることを目的とした旅。ほかにも、「美術館しばり」「神社仏閣しばり」「街歩きしばり」など、限定された場所や行動だけに絞って観光してみても面白いです。
意外と多い、日帰り旅スポット
その3.宿泊の旅
今度は少し時間とお金をかけて、宿泊の旅にでてみます。そうはいっても「小さな旅」ですので、期間も2、3日。ホテルや旅館を楽しみつつ、周辺の観光をちょこちょこと楽しみます。
そうはいっても欲張りすぎない
宿泊を伴う旅だと、その分遠くに行けるし、時間もたっぷりあっていろいろなところに行ける…と思いきや、欲張りすぎてあちらもこちらも…と行き過ぎてしまうと、ものすごく疲れます。
旅館やホテルに戻ってからも荷物の整理やスマホの充電、入浴などで案外時間を取られてしまい、意外にゆっくりできないのです。そのため、観光はできるだけ行く場所を絞って、そこでゆっくりと過ごしたほうが体力的にもラクです。
たまには風景を見ながらのんびりするのも、旅ならでは。