トイカメラは、普通のカメラよりも不便で、解像度も低いカメラです。けれど、だからこそ、今の高画質カメラには出せない「味」があるのです。
若い世代のレトロブームにトイカメラをおすすめ
若い世代を中心に昭和・平成時代の文化が「エモい」、レトロブームが来ているそうです。
「写ルンです」などフィルムカメラのほか、「一定時間たたないと写真が確認できないアプリ」など、不便をあえて体験できるものを使うのだとか。
そんなレトロ好きの人たちに、私が紹介したいのがロシア生まれのトイカメラ「 Lomo LC-A+ 」です。
トイカメラLomo LC-A + とは
Lomoはロシア生まれのシンプルなフィルムカメラで、昔のカメラのようなレトロでかわいいデザインが魅力です。
また、Lomoで撮影すると、普通のカメラとは一味違った雰囲気の写真をとることができます。
Lomo LC-A +のメリット
他にはない個性的な写真が撮れること
とにかく、かっこいい写真が撮れる!Lomoの写真はすこしぼやけたような雰囲気と、色鮮やかな発色が魅力的です。
失敗しても味がある
Lomoの写真は、たとえピンぼけしていても、どこか味のあるアート風な作品のような仕上がりになります。こちらは露光を失敗した夏祭りの写真。提灯の明かりがアートっぽく仕上がりました。
トイカメラ本体のデザインもカッコいい
Lomoの本体は、昔のフィルムカメラのようなレトロデザインです。
シャッターやのぞき穴、各種調整スイッチまで「カチカチ」と音のするアナログ仕様。それがまたいいんです。
レンズの左右には、滑り止めのザラザラとした素材が使われていて、これもまた、昔のカメラをイメージしています。
Lomo LC-A +のデメリット
現像や修理にお金がかかる
まず、本体が高いです。Lomoカメラだけで最低2万円代。その他にフィルム代、現像代がかかります。そのほか、レンズなどのアクセサリーを揃えるとなるとまたお金が…。
そしてこのLomoというカメラは、時々故障します。これまで、「フィルムが巻けない、シャッターが押せない」など、トラブルに見舞われては、何度も修理しながら使ってきました。
まとめ
このように、Lomoはトラブルの多いカメラです。それでも、まれに「奇跡の一枚」のような色合いの写真が撮れることがあるんです。
そんなアートのような写真が撮れると、壊れても、お金がかかっても、またシャッターを押してしまうのです。
Lomoカメラより安価なLomo'Instantは、チェキのフィルムで撮影ができる気軽なカメラ。
まずはこちらで使用感を試してみてもいいかもしれません。
デジタルで使えるトイカメラ
フィルムカメラはフィルムの準備や、現像に時間も手間もかかります。トイカメラの中にはデジタルで使えるものもあります。
こちらは、電池や充電で気軽に使うことができ、動画(音声なし)も撮れます。