たばこ屋さんが好きです。といっても、たばこは吸いません。
たばこ屋さんのカウンターが好きなのです。そのレトロなデザインと、店ごとに個性のある展示が好きで、見かけるとついつい、写真を撮っているのです。
CIGARETTES
建築デザインの解剖図鑑という本によると、カウンターにTABACOと書かれたものより、CIGARETTESと書かれたもののほうが年代が古いらしいです。
江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園内にあるたばこ屋カウンター。看板部分にはたばこと灰皿の絵が書かれています。木製の外枠にガラスのカウンター、下には黒のタイルで装飾が施されていておしゃれ。

日光の酒屋
日光で見かけた老舗酒場のたばこ屋カウンター。文字もレトロでいい感じ。看板には「CIGARETTES」と大文字で記載されています。
酒屋さんらしく、カウンターにはたばこではなく日本酒が入っていました。

「たばこ」のホーロー看板もついています。

イラスト付きたばこ屋カウンター
こちらはもう少し時代が新しいたばこ屋さん。でも「CIGARETTES」と書いてありますね。もしかしたらお店の方のセンスで時代は関係ないのかもしれません。パイプのイラストがレトロでいい感じ。

TABACCO
こちらは「TABACCO」と書かれたカウンター。スピード感のある書体は、電車のヘッドマークのようですね。色使いにも昭和を感じます。

たばこ屋のディスプレイ
たばこ屋のカウンターを探すようになってから気がついたのですが、使われていないたばこ屋のカウンターって、いろいろな小物でディスプレイされていることが多いような気がします。
写真のように人形や貯金箱を置いたり、昭和によく見かけた「たばこの箱で作った傘」なんかが飾られているんです。
たばこを吸う人が少なくなったからでしょうか…。今後もたばこ屋のディスプレイを探して行こうと思います。
