路上や庭先、家の壁など、成長し、はみ出していく街の植物を観察した本『はみだす緑』に触発されて、私も街の個性的な園芸物件を探しに行きました。
路上でたくましく咲いている花や、もはや家主を追い出さんばかりに家を覆う緑など、さまざまなタイプの緑を見つけました。
ちなみに、こうした緑の投稿する場合、ハッシュタグはなぜか「#はみだせ緑」です。「#はみだせ緑」で検索すると、路上園芸学会や街の園芸物件好きによるユニークな緑の写真を見ることができます。
※路上園芸学会による著作『はみだす緑』についてはこちら
※写真をクリックすると大きく表示されます
ジブリっぽい
家カバータイプ
家を覆わんばかりの緑。閉店した店や廃墟はすぐ緑におおわれてしまいますが、こちらのお家は緑をコントロールできてるみたいですね。手前のオート三輪がレトロで可愛らしい。
閉店緑
家カバータイプ
緑は人の手が離れたとたん、徐々に建物を侵食していきますね…。閉店店舗を覆っていきます。
すきまカバー
路上タイプ
電柱の支線ワイヤーにかかる黄色いカバー。カバーできない隙間を植物でカバー。
新天地への旅立ち
路上タイプ
明らかに園芸種の花だと思うのですが、庭から路上に逃げ出し、新天地で花を咲かせています。ど根性ダイコンの花バージョンみたいな感じですね。
窓枠はみだし緑
ど根性タイプ
はめ殺しの窓枠からの、ど根性はみだし緑。よくもまあ、こんなところから生えてきたものです。よく見ると苔も生えてます。
まずは2階から
家カバータイプ
隣の家から侵食してきたのか、2階から徐々に侵食されていき、店の看板がもう見えません…。
これはすごい
家カバータイプ
これはすごい!2階部分が殆ど緑で覆われています。さらに、1階に置かれた植物が伸びて2階まで届いています。これこそまさにはみだせ緑と言えるでしょう…。
アーテスティック緑
家カバータイプ
建物の上から筆で絵を描いたかのような、アーテスティック緑。赤のコントラストも美しいです。蔦の角度がみんな同じなのが、絵のタッチのよう。
ツタのからまるレトロ建物
家カバータイプ
古い音楽学校の建物を覆う緑。少女小説のようなロマンチックな雰囲気です。
トロ箱ソーシャルディスタンス
溶けたトロ箱
路上園芸学会分類の「溶けたトロ箱」に入った植物たちがご時世を反映してかソーシャルディスタンスを保って生えています。
緑のあみだくじ
溝からはみだす緑
毎年、ブロックの道の溝を埋めつくす緑をみるたび、あみだくじを思い出すのです。