今年も「はみだせ緑」がモクモクと茂っております。建造物を覆いつくし、時に芸術的な形状をつくっているのです。町でみかけた様々な「はみだせ緑」をご紹介。
洞窟タイプ
壁のちょっとした隙間にもはみだした緑が。洞窟に隠れ住むように生息しています。愛おしさを感じます。
電信柱を包む緑
電信柱を包むように緑が成長しています。このまま成長していったら、いつか緑の中から電信柱が飛び出すかたちになるのかも…。
透かしブロック+はみだせ緑
透かしブロックとはみだせ緑は親和性の高いモチーフで、これまでも数々の傑作が目撃されています。
こちらは透かしブロックからはみ出したツツジ。まるで盆栽か、前衛的なガーデニングデザインのよう。
このツツジガーデンは、透かしブロックの穴からはみ出しながら長く続いていました。
透かしブロックからの脱出
今まさに、透かしブロックから打出しようとしている緑。このまま成長すると生け垣化するかもしれませんね。
生命の息吹
切り倒した幹からあふれんばかりに成長するイチョウの緑。このままグングン育っていけば、そのうち元の幹を覆い尽くしてしまうかもしれません。
今後も経過観察していきます。
まとめ
「はみだせ緑」は路上園芸学会が提唱する、街にあふれるユニークなかたちに進化した緑のこと。本のタイトルがなぜ「はみだす」なのかは謎ですが、こうしてふだんと違う視点を持つと、いつもの街も新鮮に見えてくるかもしれません。