GIZMON HALF Dで写真を撮ると、青が印象的に映ります。
前回、赤味の強いレトロなトイカメラ・VISTAQUESTをご紹介しましたが、トイカメラによって、発色が違うので、使い比べてみるのも楽しいです。
GIZMON HALF Dの魅力
GIZMON HALF Dの魅力は青みがかった風景写真です。
赤みがかったビビッドな写真のVISTAQUESTは昭和30年代を彷彿とさせますが、GIZMONの写真はもう少し時代を経た昭和50~60年代、写ルンですのような雰囲気があります。
さらに、ふわっとした明るさも魅力で、切ない感じに仕上がります。
- 充電式なのでVISTAQUESTのように電池を消費しなくてすむ
- 撮影のカラーバリエーションが豊富(10種類)
- 動画も撮れる(音声なし)
- スクエア写真が撮れる
他にもいろいろメリットがあり、使い勝手の良いトイデジです。特に、スクエア写真が選べるのはInstagram投稿に便利。
青みが強調され、昭和時代の映画の雰囲気
GIZMON HALF D風景を撮影すると、時々思いも寄らないような写真を写してくれます。下の2枚は船のマストと舵を撮影したものですが、青みが強調されていい雰囲気に。
なんだか戦前のカラー映画のような雰囲気に仕上がりました。
原節子や高峰秀子など、昭和の女優さんがデッキに持たれて、海をみつめていそうな雰囲気です。
カメラで撮り比べ
普通のデジカメとGIZMON HALF Dで宮島の鳥居を撮影。GIZMON HALF Dでは青が強くノスタルジックな雰囲気がでます。
撮影カラーモードの豊富さ
GIZMON HALF Dには青味のかかったスタンダードの他、「SEPIA」「MONOCHROME」「VIVID」「BIMO」「YELLOW」「MORIYAMA」「CROSS PROCESS」「COLOR NOISE」「BIYORI」といった、カラーパターンの撮影ができます。
GIZMON HALF Dのデメリット
このように、いいことづくめのGIZMON HALF Dですが、いくつか欠点もあります。
まず充電式なのでバッテリーの寿命が早いということ。充電切れを恐れてついつい充電したら、バッテリーが壊れてしまったらしく、現在電源が入らない状態です。
なんとか修理して使いたいのですが、自分でバッテリー交換は技術がないのでできないし、修理費は新しいトイデジを買うよりも高いので思案中です。
VISTAQUESTは,電池をとても消費するけれど、こちらは案外長持ちしています。